屋内測位システム ― TPC_IPS

 屋内測位システムIPS、Indoor Positioning System)とは、工場、倉庫、病院、ケアホーム、ビル、空港、地下など、GPSやその他の衛星技術では位置測位の精度が出ない場所や状況で、人や物の位置を特定するために使用されるコンピュータ・ネットワーク・システムです。

 

 Research and market社は、IPSの世界市場規模は2020年時点で$69.2億(約800億円)、2025年には$236億(約2兆4千億円)に達し、その年平均成長率は27.9%になると予測しています。

 

  当社では TPC_IPS という独自のシステムの開発を2017年より進めており、2021年前半にリリースを行う予定です。 

 

 下図は倉庫における TPC_IPS の概念図で、ビーコンをモノ、ヒトに取り付け、ビーコンが発する電気信号を端末で読み取り、この信号情報をコンピュータで解析して各ビーコンの位置を測位します 

 

 IPS の ユースケース(想定される利用例)については、こちらを参照してください。

TPC_IPS 概要

ビーコンスキャンと位置測位について

 ビーコン(Apple iBeacon規格)を起動すると一定の構造を持つ信号を発信します。TPC_IPSではPC端末のGUIからワンクリックですべてのRaspberry Pi端末(RP端末)に対して、ビーコン信号のスキャンコマンドを送信します。このコマンドを受信した各RP端末はビーコン信号をスキャンを開始し、受信した信号からUUIDやRSSIといった位置測位に必要な情報を取得してサーバに送信します。サーバではその情報を解析してビーコンの位置座標を推定し、座標をデータベースに書き込みます。

TPC_IPS のしくみ
TPC_IPS のしくみ

開発・導入時の位置プロット

 TCP_IPSは導入・開発・テストを行う際に、サーバが算出した推定座標がどの程度正確かを導入・開発の担当者に明示するため、実際の座標と推定座標をプロットする機能を2種類、用意しています。

 

 また、当製品には FileMaker で作成されたサンプルアプリケーションが付属しており、FileMaker の開発者であれば、簡単にフロア図にビーコンを表示させるアプリケーションを作成することができます。

 

※ TPC_IPS は 2021年前半のリリースを予定しています。