システムの共同開発

 社内システムの開発を行う場合、通常、外部のシステム業者に開発を依頼しますが(これを受託開発または請負開発と呼びます)、自社内で開発を行う方法もあります。これは社内開発、インハウス開発、内製(化)などと呼ばれます。社内開発は人材に恵まれた場合、システムを通じてその企業・組織に大きな競争力をもたらす可能性がある反面、開発リスクを高めたり、固定費の上昇、社内のモラル低下や不満増大の可能性もあります。社内開発の是非を検討する場合は、社内開発の負の部分も分析することが重要です。

 社内開発を行う場合は、プロジェクトを率いるリーダーを選出することになります。リーダーには技術力やリーダーシップ[1][2] が要求される一方、企業・組織がリーダーに必要な権限を賦課し、関連部門が(最低限の)協力を行うような体制になっていることも重要です。

 社内開発を行うにあたってはリーダーが十分な経験と技術を持っていることが重要となりますが、リーダーに経験と技術が不足している場合やなんらかの支援を必要としている場合、土屋企画では、リーダー或いはリーダー候補と協力しながらシステムの共同開発を行います。

 

 また、当社では Teams や Redmine 等のコラボレーションツールを利用しており、地理的に離れていてもお客様と緊密に連携した共同開発が可能です。

 リーダーがすでに経験と知識がある場合は、当社コンサルタントは基本的にはリーダーに補助と助言を行い、リーダーの要望によっては設計やコーディングを含む開発に直接携わります。

 リーダー候補に経験と技術が不足している場合、システムの開発工程をOJT(オンザ・ジョブ・トレーニング)で学んで頂きながら、社内のリーダーの育成を支援します。OJTは必要なだけ繰り返すことができますが、リーダー候補が開発に不向きな場合は、土屋企画で受託開発案件としてシステムを引き継ぐことも可能です。