受託開発
当社ではクラウドやコラボレーションツールを利用して、お客様と緊密に連携しながら開発業務を行います。
システム開発の外部委託をご検討のお客様へ
システム開発を外部に委託するにあたっては、当然ながら適格な業者の選択が重要となります。委託に当たっては業者のホームページや会社案内から情報を集めたり、先方の営業担当者やSEと何回か面談しても、技術力やプロジェクト管理能力に対するモヤモヤ感は消えないまま…。
土屋企画ではお客様に発注頂く前に、そのようなモヤモヤ感をできる限り解消して頂けるように、以下のような判断材料をご提供させて頂きたいと思います。
受託開発実績のご紹介
当社は 1990年の設立以来、多くのシステムの受託開発・運用の実績を手掛けて参りました。受託開発実績についてはこちらをご参照ください。
ただ、受託開発は特定のお客様に向けて行ったものでもあり、客先名やシステム内容については公開できない部分が多々あります。多くのお客様は「土屋企画に開発を委託すると、どのレベルのものが実際に仕上がってくるのか、手に取って確認したい」とお思いの方も多いかと思います。そのようなお客様には以下より実際の製品をダウンロード頂き、ご試用頂ければと思います。
パッケージ製品開発実績とご試用頂ける製品
当社は設立以来、パッケージ製品(ダウンロード製品を含む)にも注力して参りました。パッケージ製品の開発実績の詳細については、こちらをご覧ください。
また、以下では現行のパッケージ製品やプロトタイプシステムをダウンロード頂けます。外部委託を検討のお客様にはこれらの製品をご試用頂き、土屋企画にシステム開発を委託した場合にどのような製品が仕上がるのか、事前に体感頂ければと存じます。
ご試用可能な製品/システム |
リンク先の説明 |
外注加工業向け見積・売上請求管理システム。商用製品/デモ版のダウンロード可。 |
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FMEasy 在庫 R1.0 | 在庫管理システムテンプレート。商用製品/フリー版のダウンロード可。 |
FMEasy 在庫 IWP/WD R1.5 | インスタントWeb と WebDirect に対応した在庫管理システムテンプレート。商用製品/フリー版のダウンロード可。 |
売上猫くん on MySQL R5β* | FileMaker/MySQL (ESS)による見積・売上請求管理プロトタイプシステム。ユーザ登録後ダウンロード可。 |
FileMaker/Microsoft SQL Server (ESS)による売上・請求管理プロトタイプシステム。ユーザ登録後ダウンロード可。 | |
FileMaker からSkype をコントロールするプロトタイプシステム。ユーザ登録後ダウンロード可。 |
* は別ウインドウに当該製品のサイトを表示します。
Blogの技術情報をご覧ください
上記の開発実績をご覧いただき、製品をご試用頂けると、
小社に開発を委託した場合にどのような製品が仕上がるのか、おおよそご理解頂けるかと思いますが、実際の開発や運用においては、データベースや開発ツールは勿論、サーバのバックアップや冗長構成、VPN等のネットワーク構築、セキュリティ、ハード/ソフトのトラブルシューティング、各種クラウド等に関する多様な知見と経験が要求されることもあります。これらの要素も委託業者選考の重要な基準となるかと思われます。
土屋企画では FileMaker だけではなく、小社が日々直面するIT関連の様々な課題や問題をBlogにて情報発信しております。今日のITの技術領域は広大であり、小社のカバーする範囲はもとよりその一部に過ぎませんが、FileMaker はもちろん、小社が保持するその他の知見と経験についても当Blogにてご判断頂ければと思います。
お問い合わせ
ここまでお読み頂き、有り難うございます。小社の印象はいかがだったでしょうか。もし小社担当から直接話を聞きたいとお思いであれば、下記よりご連絡ください。
問い合わせ~開発~保守まで
システム開発を受託開発(請負)によりご依頼頂く場合、概ね下図の要領で進行いたします。
見積&契約フェイズについて
要求仕様書とは?
上記のフロー図にある「要求仕様書」とは、お客様(ユーザ)が「システムをどのように作ってほしいのか」を開発者に正確に伝えるための重要な書類です。
本書類は機能要求、性能目標、品質属性、制約条件、物理条件、セキュリティ、操作性、保守性などで構成され、「見積書」や開発内容確認書の基となります。
ある程度複雑なシステムの「要求仕様書」の作成では専門的知識が必要となるため、社内または開発業者のSEが作成するのが普通です。
尚、仕様がそれほど複雑ではない場合またはマイナーなカスタマイズを行う場合、要求仕様書を省略し、開発内容確認書(詳細仕様策定フェイズ)を作成することもあります。
要求リストとは?
要望リストはお客様の「構築するシステムで実現したいこと、運用条件、開発体制などのリスト」です。これは土屋企画が「要求仕様書」を作成するためにヒアリングを行う時の資料となります。
社内の担当者間で十分に協議しながら要望リストを作成してください。下表は要求リストの雛形となりますので、これを参考に開発するシステムの内容を詰めてみてください。尚、仕様が流動的であったり、適当な担当者がいないなどの事情により要求リストの作成が社内で難しい場合、ご相談ください。
<<要求リスト雛形>>
項目 | 内容 |
1.開発の背景と目的 | プロジェクトの背景と目的 |
2.現行業務フロー | システム化の対象となる全業務の流れを図などにまとめる |
3.業務ルール | 法律などの社外または社内の業務ルール、業務手順をまとめる |
4.ユーザ権限 | ユーザにより実行できる操作内容が異なる場合、ユーザ権限を区分し、説明する |
5.開発帳票 | 開発対象となる全帳票(現物、原稿等) |
6.既存システム | 既存システムがある場合は、設計書、仕様書、ユーザマニュアル等のドキュメント、現物(システム)を用意する |
7.情報量定量化 | システムで保管する各種マスタ/伝票のレコード数の最大値を把握 |
8.現行システム仕様 | 現行システムDB、画面、帳票、バッチ等の仕様 |
9.導入時データ移行 | 導入時のテーブル(ファイル)データ取込 |
10.外部システム連携 | 外部システムとのデータ交換仕様(EDI等)、ユーザインタフェイス等 |
11.クライアント環境 | クライアントPC/デバイス数、ユーザ数、クライアントOS、Web(ブラウザ)対応の有無、 |
12.サーバ環境 | サーバOS、サーバ構成ハードウェアの導入状況と調達、ハードウエア設置環境、ソフトウェアの導入状況と調達、 |
13.ネットワーク/セキュリティ |
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14.開発体制 |
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14.保守 | 希望する保守内容、システム担当者の有無とレベル |
15.ドキュメント | 必要なドキュメントの種類 |
16.スケジュール | 発注から導入までのスケジュール |
17.契約 | 契約条項で注意すべき点 |
18.その他 |
要求リスト作成の留意点
- 各項目は具体的に記載、必要に応じて図表も添付する
- 各機能はシステムに必要かどうかを判断し、不要であれば省く
- 各項目の優先順位を記載する
ヒアリング
「要求仕様書」作成時には当方のコンサルタントが御社担当者の方々から意見をお伺いします。これをヒアリングと言います。 ヒアリングは上記の「要求リスト」を基に行います。