D1/D2 FileMakerで在庫管理システムを作る(対象者:中級、7時間×1日)
【講習概要】
FileMakerで簡単な在庫管理システムを作るコースです。 当社製品の「FMEasy在庫 R1.0」をサンプルアプリケーション(手本)として、8時間をかけてシステムを構築していきます。 システム仕様的には、特定の日付(例えば、2012/8/10)を指定して、その日付時点の在庫数をワンタッチで算出します。 また、在庫管理を行う当たっては、入出庫伝票の入力と関連帳票の出力機能も必要となるので、入出庫モジュールも作成します。さらに、月次繰越処理の必要性についても説明し、繰越処理、および繰越後のフィールド値変更制御も実装していきます。
尚、現在、本講の受講者の特典として、「FMEasy在庫R1.0(開発版)」1ライセンスを無償で差し上げています。
【講習内容】
- 在庫管理に必要なテーブルとフィールドの定義
- リレーションシップを作成する
- レイアウトを作成する
- メニュー画面
- 初期設定画面
- 取引先画面
- 取引先一覧
- 商品・在庫画面
- 商品・在庫一覧
- 出庫画面
- 出庫一覧
- 入庫画面
- 入庫一覧
- 出庫伝票と請求書
- 入庫伝票
- 注:時間の関係上、受講者が作成するレイアウトは上記の一部となります。
- スクリプトとボタンによる自動化
- 繰越処理と処理後の変更制御
- 繰越処理を実装する
- 繰越処理後のフィールド値変更を制御する
- 計算フィールドを使用した在庫算出の限界について
- ファイル共有(マルチユーザによるデータベース使用)
- アカウントおよびアクセス権
- Q & A
【講師からメッセージ】
本講では在庫管理のサンプルアプリケーション「FMEasy在庫
R1.0」を用意しており、受講者の方にはそのサンプルアプリの設計と構造を理解して頂くとともに、そのノウハウが実際の開発現場で応用できるような講習となるように努めて参ります。
[FMEasy在庫 R1.0 の画面]
受講者の方には、サンプルアプリをお手本に在庫管理に必要な入出力レイアウトを作成して頂きますのが、FileMakerレイアウトの作成に慣れている方には、当方で予め用意してあるレイアウトテンプレートをベタ貼りして頂き時間を節約し、その時間を他の内容に割り振ることもできます。 サンプルアプリを時間内に十分理解できてしまうような受講者の方には、Q & A により多くの時間を割きたいと思いますので、日頃の技術的な疑問や在庫管理の質問など、どうぞ講師にお尋ねください。 できる限りの回答をさせて頂きます。
※倉庫等複数の場所にある在庫を管理するには
倉庫等複数の場所にある在庫を管理できるように、「FMEasy在庫R1.0」を仕様変更するポイントをブログにまとめました。
(亀澤)
【関連リンク】
簡単? FileMakerで在庫管理(3) --- 倉庫など場所別に在庫数を把握する
簡単? FileMakerで在庫管理(4) --- ExecuteSQLによる在庫数算出
簡単? FileMakerで在庫管理(5) --- 倉庫間移動
簡単? FileMakerで在庫管理(6) --- 場所別在庫レコードの作成方法
FileMaker V10による在庫管理、一考
FileMaker V10による在庫管理、一考(2)
FileMaker V10による在庫管理、一考(3)